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「2台目半額」でも埋まらない…利用者募集をやり尽くした管理組合が、最後に「平面化」を選ぶ理由

「2台目半額」でも埋まらない…利用者募集をやり尽くした管理組合が、最後に「平面化」を選ぶ理由

いつもお読みいただきありがとうございます。「機械式駐車場の相談窓口」です。

私たちは日々、機械式駐車場の平面化や入れ替えをご検討されているマンションへ現地調査に伺います。 そこで掲示板や操作盤の周りを見ると、管理組合様による「涙ぐましい努力の跡」を目にすることがよくあります。

それは、増え続ける空き区画をなんとか埋めようとする、様々な「利用者募集の張り紙(キャンペーン)」です。

実際にあった! ユニークな「利用者募集」4選

実際にあった空き区画対策

1. 初回登録「1か月無料」
携帯電話の契約のようでインパクトがあります。「まずは契約してほしい、一度使ってみてほしい」という強い思いが伝わってきます。

2. 「1週間無料」の体験枠設置
「機械式の操作が不安」「面倒くさそう」という食わず嫌いを解消するための、お試し期間です。ユーザー目線の優しい施策ですね。

3. 「コインパーキング化」(時間貸し)
空き区画を来客用に時間貸しする方法です。実はこれ、私が見た中で一番人気がありました! 敷地内に安く停められるのは確かに便利です。

ここには注意点も… 操作に不慣れな外部の方が使うため、思わぬ事故や故障のリスクがあります。「便利だけど、実は管理がとても大変で続けにくい」というのが現場の正直な声かもしれません。

4. 太っ腹!「2台目半額」キャンペーン
「空けておくくらいなら、安くても使ってもらった方がマシ!」という、背に腹は代えられない状況が生んだ大胆な策です。

頑張れば頑張るほど気づく「限界」

こうしたキャンペーンを行っている管理組合の皆様は、非常に熱心で、問題意識が高い素晴らしい方々ばかりです。 しかし皮肉なことに、こうした積極的な活動を行っている管理組合様ほど、最終的には私たちへ「機械式駐車場の解体・平面化」のご相談をくださることが多いのです。

なぜでしょうか?

それは、あらゆるキャンペーンをやり尽くした結果、ある「現実」に直面するからです。

「ソフト面(料金やサービス)をいくら工夫しても、ハード面(機械のスペック)を変えない限り、根本的な解決にはならない」

  • 「2台目半額」に惹かれても、最近の車(ミニバンやSUV)はサイズ制限で物理的に入らない。
  • 「1週間体験」してみたけれど、やっぱり毎日の出し入れに数分待つのが不便で続かない。
  • 「時間貸し」で小銭は稼げても、事故リスクや管理の手間が増えるだけで、年間数百万円かかるメンテナンス費用の赤字までは埋まらない。

理事の皆様は、必死に努力されたからこそ、「今の時代の車やライフスタイルに、この機械はもう合っていないんだ」という結論に、納得して辿り着かれるのだと思います。

思い切って「平面化」を検討してみませんか?

今、空き区画を埋めようとポスターを作ったり、新しいルールを考えたりしている理事の皆様。その熱意と行動力は本当に素晴らしいものです。

ですが、もし「やれることは全部やったけれど、それでも空きが埋まらない」のであれば、「平面化(機械式駐車場の撤去)」という選択肢を検討してみませんか?

無理をして利用者を増やす努力をするよりも、「維持費のかかる機械」そのものを無くしてしまう方が、管理組合の収支にとっても、居住者の利便性にとっても、はるかに大きなメリットを生むケースが多々あります。

  • 入らなかった大きな車も停められるようになる。
  • 待ち時間ゼロで、出し入れがストレスフリーになる。
  • 高額なメンテナンス費や修繕費が削減できる。

「キャンペーンもやり尽くした。もう万策尽きた…」 そう思われた時こそ、ぜひ私たちへご連絡ください

皆様のこれまでの苦労を無駄にせず、マンションの未来にとって最も負担の少ない、「平面化」という解決策を一緒に考えていきましょう。

記事の編集者


編集部

マンション管理の適正化を目指す一般社団法人。「機械式駐車場の相談窓口」を運営し、中立的な立場から管理組合をサポートしています。
記事は、専門的な知見に基づく事実確認を徹底し、正確かつ公正な情報を発信できるよう編集部全体で制作しています。

記事の編集者


山田 俊介

機械式駐車場の構造や仕様を知り尽くした技術スペシャリスト。 専門性が高く不透明になりがちなメンテナンス費用や修繕見積もりを、プロの目で厳しくチェックします。「本当に必要な工事か」「価格は適正か」を機械的な根拠に基づいて判断し、管理組合様の利益を守ります。

記事の編集者


Hidekazu Ishikawa
佐藤 由香里

機械式駐車場の解体・平面化を専門とする企業での役員経験を持つ。 専門的な施工知識をベースにしつつ、理事会や住民の皆様が抱く「不安」を「安心」に変える丁寧な対話を大切にしています。女性ならではの柔らかい物腰と生活者の視点で、工事完了まで親身に伴走します。

記事の編集者


Hidekazu Ishikawa
永井 和也

マンション管理士

機械式駐車場の解体・平面化専門企業の元執行役員。
「工事の技術的判断(ハード)」と「管理組合の合意形成・規約改正(ソフト)」の両面に精通したスペシャリストです。複雑な利害関係を整理し、理事会が迷わずに進めるための「全体最適」な解決策を提示します。



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