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【地下ピットあり】(単純昇降式)

単純昇降式(地下ピット)は、地面を掘り下げた地下空間(ピット)に車両を格納する方式です。
もっとも一般的なのは、地上1段・地下1段の2段式ですが、敷地条件に応じて 地下2段(多段式)地上2段・地下1段(3段式) など、多段化するケースもあります。

構造は単純で、パレットを上下動のみで動かす仕組みです。
下段の車を出庫する際には、パレット全体が上昇し、地上レベルまで上がってくる方式です。

▼ メリット(利点)

  • 景観の維持
    下段の車はピット内に完全に隠れるため、見た目には地上に1台しか停まっていないように見え、景観を損ねにくいです。
  • 防犯性
    地下に格納されるため、車上荒らしやいたずらのリスクを大幅に低減できます。
  • 省スペース
    地上は1台分のスペースで、実質2台(またはそれ以上)を駐車でき、敷地を有効に活用できます。

▼ デメリット(注意点)

  • 冠水リスク
    ピットは「穴」であるため、大雨や集中豪雨の際に水が流れ込む冠水リスクが常に存在します。排水ポンプの設置と、日常の点検・定期メンテナンスが不可欠です。
  • 初期費用
    ピットの掘削、コンクリート躯体の構築、防水工事、排水設備の設置などが必要なため、地上式(単純昇降式)に比べると初期費用は高額になりがちです。

▼ 主な用途

分譲マンションや戸建て住宅など、景観を重視しつつ、限られた敷地を最大限に活用したい場合に多く採用されます。

▼ この方式に対応する主なメーカー

  • 株式会社IHI扶桑エンジニアリング

    株式会社IHI扶桑エンジニアリング

    低騒音モータとインバータ制御、亜鉛メッキ・高耐食めっき鋼板により、静音性と耐久性を両立した機械式駐車装置を提供。全幅2,050mm・EV対応機種や、建築確認不要な8m以下プランでリニューアルに強み。

    つづき

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